【黒井戸殺し】犯人の正体は医師大泉洋!?トリックや犯行動機は?

4月14日に放送される「黒井戸殺し」の原作はアガサ・クリスティの「アクロイド殺し」。

この物語が発表されたのは今から92年前の1926年のこと。そんなにも長い間推理小説ファンの気持ちをがっちりつかんで離さないこの物語。

一番の魅力は「犯人の正体が分かった後、必ずもう一度読みたくなる!」ことです。なぜかって?犯人が意外過ぎる人物だから!

今回はこのミステリーの犯人とそのトリック・犯行動機についてまとめてみました!

【黒井戸殺し】犯人の正体は医師・大泉洋!?

いきなりですが、「黒井戸殺し」の犯人の正体は医師・柴平祐です。
(脚本の三谷幸喜さんが「原作に忠実に脚色している」と言っているので確実でしょう)

「え?ちょっと待って、医師?医師ってこの物語の語り手でしょ?」と思いますよね。

実は大泉洋さん演じる医師柴平助(原作ではシェパード医師)は「世界で最も有名な犯人」なんて言われ方をすることがあります。

それほどこの物語は衝撃的で「フェア・アンフェア論争」まで巻き起こっています。

もっとも犯人から遠いと思われる人物が犯人、でも、犯人にたどり着くための情報はきちんと書かれている。

「あなたはそこに気がつきましたか?」といわんばかりの、この物語はいわば作者からの挑戦状。

記憶力、洞察力、そして想像力。ポアロのように「灰色の小さな脳細胞」を最大限に働かせれば真犯人にたどり着けるのです。

私の脳細胞はたどり着くにはあまりにも平凡で不活性で見事にミスリードされてしまいましたが、

わかった後で改めて読み直すと一つ一つの記述、表現が本当に微妙で繊細で、アガサ・クリスティはきっと書きながらほくそえんでいたんだろうなぁ、なんて考えていました。

【黒井戸殺し】原作でのトリックと犯行動機は?

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さて、それでは犯人は自分の犯罪だと疑われないために、どのようなトリックを使ったのでしょう。

それはアリバイ工作です。完璧なアリバイを作るため、サツガイ時刻を実際より遅く見せかけたのです。

使ったのはその当時まだ珍しかった録音機。

サツガイ後しばらくしてから、録音機に録音した被害者の声を部屋から流したのです。

それを聞いた人がその時間を証言することで、実際にはすでに死んでいる被害者がまだ生きていると思わせるのです。

でもそんな録音機なんて物的証拠をもし誰かに発見されたらそれこそ万事休す!

だから自分が第一発見者となって誰にも気が付かれないうちにそれを回収するためにもう一手間かけます。

すぐにその地を離れる患者さんに電話を掛けてもらい、それを「執事からの通報電話」と偽り現場に向かい遺体を発見するのです。

他にも捜査かく乱のため、被害者が死ぬことで利益がある人の靴を使って、窓から出入りしたような痕跡を残したり。

でもその痕跡を残すために使った時間が結果的に、名探偵ポアロが犯人にたどり着くカギとなってしまうのです!

医師の犯行動機とは?

なぜ、医師(大泉洋さん)は黒井戸をころすことになったのでしょうか?

原作によると、犯行動機は”アクロイドが求婚したファラーズ夫人(ドラマは吉田羊さん)を、医師シェパード(大泉洋)がゆすっていて、それがアクロイドにばれそうになった”から。

ちょっとややこしいんですが、ファラーズ夫人は事件の一年前に夫(今回は配役なし)を事故に見せかけてころします。

その夫を検死した医師はそのことに気が付きながら事故死として扱い、ファラーズ夫人を脅迫して多額のお金を受け取っているんです

で、アクロイド(遠藤さん)が、そろそろ喪もあけるし、とファラーズ夫人にプロポーズするのですが、なかなかうんと言わない。

そして、『自分は一年前に夫をころした、そのことで”ある人物”から脅迫されてる』と打ち明けるんです。

アクロイドは、その告白にその場はドン引きしちゃって、それをみたファラーズ夫人は絶望のあまりジサツしちゃいます。

ジサツする前にアクロイドに手紙を書いて投函してて、それが届いて「さあ読むぞ」っていうときに、実は医師が一緒にいるんです。

アクロイドは「手紙は一人で読みたい」って言って医師を帰そうとします。そこで大泉さんが読まれる前に背後からグサリ・・・という流れです。

そもそも、医師とアクロイドはとても仲が良かったのです。

自分の悪事が露見する事も困るけど、親友だった彼に、彼が愛した女性をゆすっていたことを知られたくなかった。

そんな心情があったということです。

【黒井戸殺し】原作を読んだ人たちの反応は?

さて、アクロイド殺しを初めて読んだ時、皆さんはどんな反応だったのでしょう?

そして今回ドラマで放送されることについての感想をツイッターで見てみると…

「ふざけるなーっ」と絶叫したい気持ちわかります。

「アンフェアである!」と主張した推理作家ヴァン・ダインもきっとそう叫んだんでしょうね。

私も「そんなのありー?」と叫んだ覚えがありますよ(笑)

まとめ

映像化が難しいと言われている「アクロイド殺し」はアガサ・クリスティのミステリーがただの頭の体操ではなく、すばらしい文学であることの証明とも言えるでしょう。

でもそれを言うなら、三谷幸喜さんの脚本だって素晴らしい芸術です。
豪華キャストをどのように料理し、叙述トリックをどのような映像トリックにして見せてくれるのか!

【黒井戸殺し】瞬きしてる暇さえないかもしれません!!

それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました!

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